こんにちは!
ボンドで描く画家、冨永ボンドです。
ボンドアートの研究結果です(作業療法)
ボンドアートの描画プロセスを、西九州大学の先生と学生が作業療法の分野で研究をしてくれました。論文の内容を簡潔にまとめたポスターです。
事あるごとに、僕は「アートの力で医療福祉の分野を支援する」と言い続けています。何年も何年も、何度も何度も。それが僕が一番やりたい事で、作家としての最終的な目標だからです。
「どうやって?」
って思っていた人、おそらく沢山いると思います。ここで、具体的な6つの構想を公開します。少し長いですが、ボンドアートの本質的な部分ですので、お時間のある際にご一読頂けると嬉しいです。
アートの力で医療の分野を支援するための、
具体的な構想は、下記❶~❻です。
❶成功体験をつくる
失敗のないボンドアート創作ワークショップを通して、健常者・障がい者隔たりなく、出来るだけ多くの皆様に成功体験をつくること。学校教育で失った大人たちの「絵心」を取り戻し生活に豊かさをつくること。つまり、失敗のないアート創作の機会を提供すること自体が支援に直結しているということです。
❷研究活動
独自の画法「ボンドアート」を用いて、作業療法学・心理学の分野で研究を行い、エビデンスを得ること。アートってよくわからない。アートってなんかカッコよくて近寄りがたい。なんでアートが良いのかわからない。そんな大衆の皆様に対して、データ・数値・医学的根拠で示してみせる!というものです。
「切り口は、美術ではなく医学です」
作業療法の分野での研究は投稿画像の通り。興味深い結果が出ました。これからも引き続き進めていきます。心理学の分野では、ボンドで縁を取る作業は「ひとつひとつの形を決めていく作業」である、これは人の心に安心感を与えるというご意見も頂きました。(人間性心理学会の先生方、その節はありがとうございました!)可能性はあります。引き続き頑張ります。
❸プロデュース
障がい者と言われている人たちの、純粋で尊い表現をプロデュースし、仕事やお金につなげること。創作ワークショップを通して、過去に約6,000人のボンドアート作品を観てきました。障がい者と言われている人たちの中に、天才がいます。プロデュース次第では絶対売れる。素晴らしい個性とキャラクターを持った人たち。ダイヤの原石です。この人たちの才能をビジネスとして昇華させたい。仕事にしたい。もちろん、彼らが望むのなら。僕のデザイン力とプロデュース力を惜しみなく使います。
❹地域に根差した施設運営
重度認知症小規模デイサービスをつくり、地域に根差した支援をアートを取り入れ行うこと。数年後、佐賀県多久市に創設したいと考えています。先20年、高齢者は増え続け、認知症患者も増え続けます。アートをどのように取り入れるかは構想中ですが、この後述べる⑥の臨床美術が有用ではないかと考えています。
❺アートビジネスの土壌を耕す
アウトサイダーアート・アールブリュットの作家「冨永ボンド」として、率先してアートビジネスの土壌を耕すこと。先ずは自分が模索してビジネスモデルを確立し、③のプロデュースに活かします。日本には耕せる土壌が沢山ある。アートで商売をしようと考える人たちがもっと増えて欲しいです。冨永ボンドは、クリエイティブで社会貢献をする企業「ボンドグラフィックス」の宣伝広告塔であり、ひとりの作家でもあり、ボンドグラフィックスの中にあるひとつのプロジェクトでもあるのです。
❻臨床美術士
将来的には臨床美術士の資格を2級まで取得し、佐賀県神埼市にある西九州大学のカリキュラムに取り入れたい。(現在5級保持)リハビリ、社会福祉、心理学、子ども学部、看護学部、等々、多学部で取り入れることができる多様性を臨床美術は持っています。また、地域での活動にも臨床美術のプログラムやメソッドを役立てたいと考えています。これには多額の資金と多大な時間を要します。
以上です。
少し難しいかもしれませんが、全ては繋がってます。つまりは、ボンドです。そして、それらは少しずつですが前進しています。みなさんのおかげです。絶対やり遂げます。見ててください。
僕にとって、アートは手段です。
アートの力で社会へ貢献するために、僕は、美術ではなく医学を切り口に、より多くの人へアートの魅力を伝えて行きたい。そのためのボンドアートであり、冨永ボンドです。
いつもご支援頂ける皆様、
本当にありがとうございます。
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グッズや原画をご購入頂いた皆様。
皆様から頂戴した大切なお金は、
研究活動や今後の作家活動の資金に
使わせて頂きます。励みになります。
いつもありがとうございます!
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「冨永ボンド展 in ゆめタウン佐賀」は、
いよいよ来週月曜日12日からの開催です。
8/13、14、15、17の4日間は終日会場にいます。
是非、会いに来てください。
お待ちしています!!
No failure in Art.
冨永ボンド
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