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執筆者の写真冨永ボンド

M-1審査員の点数について





ボンジュール!

冨永ボンドです。


先日のM-1、ボンドバファミリーでゲラゲラ笑いながら観てました。

どうやら、上沼恵美子さんと立川志らくさんの採点が炎上しているようなので一言書かせていただきます。 少人数で作品を評価し、順位を決めるということは、 「少人数の好み」で作品が評価されるということです。

アートや美術の公募展に限らず、 漫才の賞レースも例外ではない。 審査員制度とは、そもそもそういうものです。

どんな審査結果であろうと大衆がとやかく言うべきではないし、ましてや出場者は審査員が誰なのか事前にわかって出場してるんだからもっと何も言えないでしょう。

でもですね、でもですね、僕だったら、 絶対に文句言っちゃいます!!(笑)

だから僕は初めから公募展には出展しません。

大事な作品を少人数の好みで評価されて、あなたはあの人より劣ってるとか、あなたはあの人より優れているとか言われるのが嫌すぎるし、何より勝てなかった人が悲しむことが嫌すぎる。

判定基準が曖昧な分野には、 競わずとも輝ける方法が必ず他にあるはず。 僕なら、その道を作ることを目指します。

いやいや!それでも自分は、業界の上の人に認められたい!とか、賞金が欲しい!とか、名誉が欲しい!という人は賞レースに参加するべきだし、サクセスする方法のひとつであることには違いないので、審査員制度自体には反対しません。

結果については、誰も何も言わなくて良い。 僕はそう思います(言うけど)

つまり、全てはプロセス。 賞レースであろうが無かろうが、 目標に向かって歩んだ道のりが、 何より一番大事な「財産」なのです。

それにしても、漫才賞レースの凄いところって、例え一位になれなくても会場にいる人たちやテレビを観ている人たちを笑顔にしてるってことですよね。漫才師は最高のセラピスト。沢山の人たちを幸せに出来る素晴らしいクリエイティブな職業だと思います。

感動しました。 漫才師の皆様ありがとうございました。

No failure in Art. 冨永ボンド


(追伸:個人的にスーマラもとろサーモンも大好きです。和牛も霜降り明星も。でも今年のM-1で僕が一番笑ったのは、トムブラウンです。合体!!!!!)

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